服飾資材とは?|服飾資材メーカーが徹底解説
普段着ているシャツやアウター、あらゆるアパレル製品に使用されている服飾資材。
細かなパーツですが、衣服を形成するうえで欠かせないものです。
本記事では服飾資材がどういうものなのか、どんな種類のものがあるかなどご紹介していきます。
服飾資材とは?
服飾資材とは、アパレル製品に使用されるボタンやファスナーなど細かなのパーツを指します。
機能性を高めたり、ファッションのアクセントとして使用されるなど様々な役割を担っています。
衣服のメインとなる生地や糸を主資材、服飾資材は副資材に分類されます。
服飾資材の種類
ファスナー(線ファスナー)
線状に並んでいる歯をかみ合わせることで二つの部位を固定、つなぎ合わせるパーツ。「ジッパー」や「チャック」など呼び方は様々。
テープ、嚙合わせる部分のエレメント(務歯)、スライダーの3つのパーツで構成されています。
金属の物や樹脂、サイズも様々で防水機能を備えたものもあります。
引手
ファスナーを引くために使用されるパーツ。
つまみやすいよう革や金具で装飾を施しているのもあります。
面ファスナー(ベルクロ)
二つの布のオス(フックがついている部分)とメス(ループがついている部分)が合わさることで固定する留め具。
一般的に呼ばれる「マジックテープ」もこの一つ。
ボタン
留め具の定番、ボタン。開き部分を留めるパーツで、様々なアイテムに使用されています。金属性のジャンパーホックや、シャツなどに使われている樹脂、貝ボタン、実用性を高めたものから装飾アイテムとして使用されるものまで、様々な種類のボタンがあります。
クルミボタン
金属ホックのボタンを布や革でくるんだもの。生地でボタンをくるむことから「クルミボタン」と呼ばれます。
衣服と同じ素材のモノを使うことで全体の統一感を出すことができます。
ジーンズリベット
ジーンズのポケットの隅などに取り付けられている金具で、外れないよう補強したり、デザインのアクセントなどに利用されます。
ハトメ
革や生地に開けた穴を補強するリング状の金具。アイレットとも呼ばれます。
パッキン
ハトメやホックの裏側に付ける補強材で、ホックやハトメの打ち損じや欠落を防ぐことができます。
スカートベルト(SKベルト)
学生服などの巻きスカートに使われる飾りベルト。
バックル
ズボンや時計、バッグなどに使用されるベルトの留め具。尾錠(びじょう)とも呼ばれることもあります。
ズボンがずり落ちないように留めるベルトのバックルや
バッグなどによく使用される、サイドリリースバックルなどもあります。
紐止め
パーカーやコート等の紐に取り付け調整、ストッパーの機能を担います。
一つ穴タイプのモノや二つ穴タイプがあり、形も様々ありブタバナや丸型などがあります。
フジリュウの服飾資材
フジリュウではさまざまな服飾資材を取り揃えてています。
前述したパッキンをはじめ、ボタンやワッペンまで様々な服飾資材の製造を行っています。
中でもフジリュウはスカートベルトやクルミホックなども取り扱いしています。
コチラで取り扱いしている服飾資材についてご紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
服飾資材は衣服の機能性を高めたり、ファッションのアクセントとしても活躍するパーツなんです。
種類も数多くあり、この記事では紹介しきれないほどです。
普段に着ている洋服にどんな服飾資材が使われているか、見てみるのも面白いですよ!